アナログテレビ放送からデジタル放送に移行した7月24日の夜に放送していた、NHKスペシャルの感想です。
この東京の電波塔が東京タワーから東京スカイツリーになるというのもデジタル移行の象徴になりそうですね。
内容としては東京スカイツリーの建設の未着取材で建設の各段階でどんな問題があってどう克服していったかという、有名な「プロジェクトX」的にまとめられた非常に面白い番組でした。(私が機械系の技術者であると言うことが大きい気がしますが(笑))
さすが日本ということが多いのですが、見てて驚いた点を何点か。
①世界最大の鉄鋼組の構造物!
世界最大の積み木ですね(笑)。地上で組み立てた各パーツをどんどん組み立てて行くのですが、そのパーツの精度が角度で小数点2桁まで。普通角度って5度刻みくらいだと思います…。そんなパーツを495m地点までパーツをクレーンで吊り上げ溶接してるのがすごい!
②地震対策がすごい!
建設中に起こった東日本大震災でも全く被害が出なかったとのこと。日本古来の五重の塔などの構造と同じ心柱と骨格で構成されていて自身の揺れを軽減できるみたいです。それでも 超高層建築物なので上の方の凄まじい揺れだったともいます。
その他にもいろいろな技術を使って作られている東京スカイツリーですが、最後のシーンにあったような景色を見に行きたいなーと思います。来年の開業が楽しみです!