阪神・淡路大震災から20年

2015年1月17日5時46分。
神戸三宮、東遊園地で行われている「1.17のつどい」。地震発生時刻に初めて行きました。
震災当時9才だった私には、震災前の三宮をはじめとする市街地の記憶はなく、避難したりしたわけでもなかったので、自分の行くところじゃないんじゃないかなと思っていました。20年の節目に神戸にいるというのも何かの縁があると思い参加してきました。家族連れやお年寄りまで、いろんな年代の人達が祈る様子を見て、これからも亡くなったからの分も強く生きていこうと思いました。

阪神・淡路大震災から20年が経ち、三ノ宮や大火災のあった長田も綺麗な街並みになっています。20年前の震災を思いつつ、神戸市から提供されている震災の記録写真を見ながら家の近くを撮影してきました。今住んでいる家の近くの被害を改めて見ると、今の自分だったらなにができるんだろう…、と考えさせられます。

それでも、震災を経験して神戸に住んでいる私にはこれからの神戸を作っていくのが役目だと思うので、自分のできることをやって神戸の未来を創っていきたいと思っています。