ようの日記

31才、社会人7年目 鈴鹿在住の電機メーカーのエンジニアです。 『Your time is limited, so don't waste it living someone else's life.』bySteveJobs

魔女の宅急便 観てきたよ

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http://www.majotaku.jp
実写版「魔女の宅急便」見てきました。

とってもよかったです。キキ役の小芝風花の演技が上手で、かわいかったですねー。

この魔女の宅急便は好きな倉木麻衣が主題歌描き下ろしだったので楽しみにしていました。アニメ版も好きですし、初めに見た予告編動画でワクワクしていました。そこから公式サイトやSNSをチェックして、今日観てきました。
キャッチコピーは「素敵な明日、届けます。」なのかな?ほんわかするいい映画でした。

魔女の宅急便というと、スタジオジブリ製作の長編アニメーション映画(宮﨑駿監督)のイメージが強いと思います。原作の魔女の宅急便は読んだことはないのですが、上映後にトイレで話をしている人の話では、実写は原作に近いストーリーだとのことでした。
わたしはアニメの実写化には否定的でタイトルだけでは見る気にならないのですが、すごく良い映画でした。(アニメの実写化はひどいのが多い…)

続き以降(ここから後は)ネタバレ含むので、観に行きたい人は観てから読んでくださいね。(公式サイトにでてるストーリーで結構わかってしまいますけどね。)

アニメと同じく、コリコの街が舞台で、グーチョキパン屋さんでオソノさんに屋根裏部屋を借りて魔女の宅急便を始めるところは同じような感じでした。

順調に魔女の宅急便として仕事をしていたものの、ある出来事がきっかけで空が飛べなくなります。キキ自身、ほうきで空を飛ぶという力しか持っていないので、飛べないんじゃ魔女じゃないよね…。そんな飛べなくなったキキはコリコの街で起きた大事件の解決を任された時に言うセリフ「あたしが運びます!」「ほうきが運ぶんじゃありません。あたしが運ぶんです!」はかっこいいです。(予告編でも出てくるセリフです)

アニメ同様に、キキが自転車にのるように洗濯物をほうきにつないで空を飛び回ったりするシーンがある一方で、魔女としての葛藤というのが考慮されていて話に深みが出ています。空が飛べなくなったキキ(理由は書きませんが、アニメとは違う理由で飛べなくなります。)が「自転車に乗るなんてあたしから見たら魔法みたいなんだよ」話した後、トンボと一緒に自転車に乗る練習して「自転車は一度乗れると一生乗れるんだよ」と空が飛べなくなって悩んでるキキの背を押すシーンなどはうまいなーと思います。

主題歌になっている倉木麻衣の「Wake me up」はエンディングで使われています。曲が流れていて後ろで、キキが解決した大事件以降の物語を拾い、まとめていく形で使われていました。曲の終わり で、物語はキキが無事1年の魔女修行を終えたという形で終わっています。主題歌とは言いつつも、プロモーションではよく使われているもののあまり本編で流 れなかったのがなんだかなーッて感じでした。

映画自体の作りはよくて、空をとぶシーンは特撮(クレーンで吊って、大型扇風機で風を起こしてる)、キキの相棒の黒猫ジジをはじめ、キキの魔法の力で話して通じて反応するいろんな動物はCGです。出来はいいので、違和感ないと思います。
また、舞台になってるコリコの街は小豆島がモデルでした。ロケを小豆島や岡山でやってると情報があったので知ってはいましたが、関西に住んでいるとあの島の形はぱっと見でもわかるんじゃないかなー。

初めにも、書きましたが、違和感のないストーリーになっていて、とてもいい映画でした。劇場でぜひ!